Hikotetsu RYU – 道木研究室

Hikotetsu RYU

名前:
劉 彦哲
学年/肩書:
博士課程前期課程2年
役職:
したっぱ
グループ:
モータ
趣味:
電車乗って旅行
一言:
日本語を勉強しています

研究テーマ / Research topic

全速度域での再起動が可能な位置センサレス制御の高速駆動永久磁石同期モータへの適用の検討

English ver. Japanese ver.

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私は、高速駆動モータでの位置センサレス制御再起動の適用について研究しています。

研究背景

近年は、動力の電動化の流れを受け、永久磁石同期モータの適用範囲の拡大が進んでいる。特に、移動体においては高出力密度化を実現するために、現在の一般産業用モータ(3000rpm)より十倍ほど高速駆動化の動向にあるEV自動車など高速駆動モータの制御が注目されている

EVdays:https://evdays.tepco.co.jp/entry/2022/03/31/000029

図1EV用モータ

位置センサレス制御の現状は、一般産業用モータでは、幅広い運転状況において既に問題なく適用可能となっている、しかし、高速駆動モータにおいては、位置センサレス制御での再起動がまだ検討されていない、これから研究目的は高速駆動モータでの位置センサレス制御再起動の適用を検討する。

検討の内容

速度推定誤差は、モータパラメータと運転条件によって変動する、高速駆動モータの再起動で推定誤差をもう一回検証する、それで、一般産業用モータに高速域の再起動を基づいて、高速駆動モータのパラメータを用いて、速度初期値推定精度を解析

  図2速度推定誤差の理論分析

全速度域の位置推定精度と速度推定精度を検証 次は、精度低下領域の現象を確認し、対策を検討高速駆動モータにおいて、この速度域での位置センサレス制御再起動の性能を確認

図3精度低下領域の現象

関連研究

二村 拓未, 道木 慎二: “信号重畳と速度により励起される拡張誘起電圧を利用した永久磁石同期モータの全速度域位置センサレス制御”, 電学論D, vol.140, No.8, pp.589-596

Hao・小櫻・道木:“拡張誘起電圧における位置センサレス制御を用いた永久磁石同期モータフリーラン状態からの再起動法の性能評価”, 2021年電気学会産業応用部門大会, 3-23(2021)