Kotaro ASA – 道木研究室

Kotaro ASA


研究テーマ / Research topic

インフラ設備外観自動点検に用いる無人航空機の経路計画

(最終更新:2019年7月1日)

  1. 研究目的
    老朽化したインフラ設備の増加を背景に、広範囲を短時間で点検可能な無人航空機(UAV)への期待が高まっている。UAVを用いた自動点検システム実現には、UAVの飛行経路の決定が重要である。本研究では、対象設備の表面全体を所望の精度で効率的に計測するためのUAVの飛行経路計画法を提案する。
  2. 手法概要
    点検対象となる設備の3Dモデル・計測すべき画像データの要件・UAVに搭載されるカメラの仕様が既知であるとする。画像データの要件とカメラの仕様から、要求精度を保ちつつ最大限計測可能な範囲(計測範囲)を設定する。3Dモデルの表面領域を、それぞれが計測範囲に収まる最少の小領域群に再構成する。各小領域を計測するためにUAVが通過すべきポイント(経路ポイント)を決定した後、全経路ポイントの巡回順を決定する。

詳細は以下の資料を参照してください.クリックで画像が開きます.

経路生成結果の動画です.クリックで再生します.
(緑領域:再構成されたポリゴン,赤破線:飛行経路)